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TOPトライアンフ男性社員初の育児休暇取得~赤裸々インタビュー~

トライアンフ男性社員初の育児休暇取得~赤裸々インタビュー~

”イクメン”パパ社員に聞く、育児休暇の「本音」

トライアンフ 総務部・経理担当 水野

男性社員の育児休暇取得、その実態とは?

今日、日本における男性の育児休業取得率は、長期的には上昇傾向にあるものの、現状では5.14%(厚生労働省「平成29年度雇用均等基本調査」)にとどまっており依然として低い状況です。しかし、ダイバーシティや女性活躍の推進、「働き方改革」を進める上では、“男性の働き方”の多様性も考えていかなければならない問題です。

 

当社では、今年9月22日~26日(5日間)総務部 経理担当の社員が男性社員初の育児休暇を取得しました。育児休暇を取得する大変さから良さまで、赤裸々に語ってくれましたので、ご紹介致します。

きっかけは、「働き方の見直し」

Q:なぜ、育児休暇の取得に踏み切ったのですか?

元々、6月頃に上司と話し合い決定する今期の個人目標に「働き方の見直し」を掲げていました。

 

子どもが生まれた後の生活を考えると、夜遅く帰っていた当時の働き方では家族の負担が大きいことは予想できましたので、それではダメだろうと。しかし、心配性な性格からか、経理担当が私ひとりしかいない今の環境の中では、何かきっかけがないと休みを取ろうという気持ちになれませんでした。いない間にトラブルがあったらどうしよう、支払漏れがあったらどうしようなど、常に不安なんです(笑)。なので、自分の評価に影響する目標に掲げることで強制力を持たせました。会社もそれを良いねと認めてくれたことはありがたかったですね。

 

もう一つ、男性社員が育児休暇を取得することで、国から会社に助成金が支給されるということもポイントになりました。あまり知られていないようですが、実は助成金制度があるんです。経理として予算を切り盛りする立場なので、会社にとってもプラスになるという点は、休暇取得を後押ししてくれたと思います。

周囲は協力的だったが、仕事の引継は難しかった

Q:育児休暇を取ることに対し、職場の反応はどうでしたか?

周囲の反応は良かったです。私の所属する管理部門は、在宅や時短勤務で働くママさん社員ばかり。とても協力的で助かりました。

 

Q:大変だったことはありましたか?

業務の都合上、休暇を取得する時期の決定と、仕事の引継は難しかったですね。というのも、経理を担当しているのは私だけですし、総務関係の仕事や本社の移転など様々なタイミングと重なっており……休暇に入ったのは9月末ですが、それが決まったのは8月の下旬、子どもが生まれたあとでした。

 

業務の引継も、同じような理由です。自分の業務を誰かにお願いするためにはなかなか時間を要する状態なので、伝えておくべきことだけメールでメモ程度に、あとは事前に業務計画を立て、基本的には全て前倒しで終わらせてから休暇に入りました。復帰後は予想通り仕事が溜まっていたので、それを片づける、という感じでした。

短いながらも、育児休暇を取った意味を感じられた

Q:家族の反応はどうでしたか?

5日間、「育休を取得する」ということに妻は賛成してくれて喜んでくれました。息子は、朝起きて毎日私がいることになんだか驚いているような表情をしていましたね(笑)。一緒にいられて嬉しかったです。

 

Q:育児休暇の間は何をして過ごしましたか?

休暇に合わせて、子どもを病院の検査に連れて行きました。大事な日に妻と一緒に付き添えたことは特に良かったです。また、普段平日の夜に寝かしつけや夜泣きの対応をするのと、翌日を気にせず時間をかけられるのとでは全然違いました。丸一日休める日が5日連続したので、普段妻に任せてしまっていたところも、力になれたのではないかと思います。短いながらも、育休を取った意味はありました。

「男性も育児休暇を取得することが普通である」

Q:男性が育児休暇を取得することについて、どうお考えですか?

男性が育児休暇を取得することに関しては、もともと全く違和感を持っていません。

 

プライベートで親交がある、妻の男性上司が「男性も育児に協力的で当然」と日頃からおっしゃっており、休暇取得以前から常々その通りだなと思っていました。その影響からか、私自身も「男性でも育児休暇を取得すべき」、というよりも、「男性も育児休暇を取得することが普通である」と考えています。

 

でも何よりも、子どもが生まれてからは、とにかく子どもが可愛くて、我が子のために休むことには何も躊躇いはありませんでしたね。親ばかです(笑)。

 

Q:育児休暇取得の前後で何か変化はありましたか?

育児休暇は良い制度だと一層感じるようになりましたね。男性は出産に関して女性のように大変な思いをすることはありませんが、こうして少しでも育児に関わって、出産後の体調の優れない時期に妻の負担を軽減できたことは良い経験だったのではないかと思います。

 

また、社内でも噂になっているそうですが、帰れる日は、定時に帰るようになりましたね(笑)。出産間近になったあたりから意識的にそうするようになりました。しばらくは子どもの手のかかる時期ですので、育休を取れる機会があればまた取りたいと思いますし、それが難しくても、今後も継続してできる限り育児に関わりたいと思っています。

今後の目標は、「権利が平等に与えられている環境」を整備すること

Q:「働き方」について、課題に感じていることはありますか?

実は、当初は在宅勤務を考えていたのですが、諸事情で断念したという背景があります。例えば、経理の仕事は、請求書のやり取りなど「紙」が基本。自宅宛てにお客様からの請求書を転送するわけにもいきません。また、総務部のスタッフは自分以外、在宅もしくは時短勤務ですので、本社に出勤する人間がいなくなってしまうという事情があり、私が在宅勤務で働くことは難しい状況でした。

 

私のケースは一例ですが、同じように、性別に関わらず、ポジションや役割、職場の環境上休みが取りにくい人もいると思います。これらは、共働き家庭が増えてきた今日、解決していくべき課題であろうと思います。

 

Q:今後、どのようなことに取り組んでいきたいですか?

国が働き方改革を推進する中、やはり当社も例外ではなく何か手を打つ必要があると感じています。というのも、トライアンフは今年創立20周年を迎え、スタッフの結婚が続いたり、平均年齢も少しずつ上がってきたりと、全体的にライフステージがステップアップしています。そうなると、「採用」や「定着」の観点でも、産休や育休のような社員の人生に寄り添う制度が重視されるのは必然ですよね。

 

私にできることは、“知らなかったから利用できなかった”という不平等感が生まれないよう、制度の利用実績を公表し制度の社内周知をすること。そして、今回利用したような国の助成金制度を使って“利用したいけれど利用できない人”がでないように原資を補い取得を促進することだと考えています。制度の利用にはもちろん条件はありますが、社員の権利です。権利は平等に与えられている環境を整備したいですね。

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