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TOPUSツアートライアンフ代表 樋口弘和 特別コラム

トライアンフ代表 樋口弘和 特別コラム

米国ツアー特別コラム 第二回
アントレプレナーの聖地シリコンバレー

世界で最も生産性が高い場所。世界で最もイノベーションが起きる場所。世界で最もお金が集まる場所。時代を創造し続ける奇跡の場所、シリコンバレーのルーツとは。4度のUSツアーのファシリテーターを勤め、自身も外資系でシリコンバレーに勤務した経験を持つ弊社代表 樋口が語ります。

Hewlett Packard社創業の地 シリコンバレー

第二回目のコラムということで、今回は「シリコンバレー」についてお話をしようと思います。シリコンバレーとは、アメリカ合衆国のサンフランシスコの南に位置するサンタクララ・パロアルト・サンノゼ地区の通称で、サンフランシスコの南方約48km、ロサンゼルスの北方約620kmに位置しています。

発祥は1891年にゴールドラッシュの鉄道ビジネスで成功したリーランド・スタンフォードが設立したスタンフォード大学にあると言われていますが、hp社の創業者であるウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードがスタンフォード大学で出会い、自宅のガレージ小屋を利用して音響発信機を組み立てて販売を開始し、成功を収めたのがシリコンバレーの始まりではないかと思います。

 

私は、アメリカの全地域を訪ねて知っているわけではありませんが、出張やプロジェクトもほとんど西海岸、または、シリコンバレーと呼ばれるサンフランシスコの南のベイエリアが圧倒的に多かったため、今回は、そのシリコンバレーについてご紹介をしようと思います。

企業・地域に根付く、自由でのびのびとした風土

初めて現地を訪れたのは、もう30年も前の話ですが、当時から変わらないのは、フリーウェイ101号線、280号線そして、スタンフォード大学の広大な敷地に隣接するパロアルトというエリアです。

ここには、ヒューレット・パッカード社の本社があり、宿泊施設も、レストランも多くありました。当時は、街の外れも、サンノゼという街で、今に比べると、実質的な商業エリアとしての面積は、30%くらいなのではないか、と思います。

 

当時ニューヨークに出張で行くと、ダークスーツにアタッシュケースで颯爽(さっそう)と歩くというのが、ビジネスマンの一般的イメージでしたが、このシリコンバレーの最も多い服装は、下がデニムとチノパン、上はポロシャツかオープンシャツ、という具合です。ネームプレートには、名前と写真しかなく、お互いをファーストネームで呼び合うので、一体誰が偉い人なのか、全くわかりませんでした。

 

当時のhp社の創業者こそ、個室(ただし、ドアは常にオープン)でしたが、社長は、パーティションに囲まれたスペースにあり、秘書もお婆さんだったりして、日本で感じるポジションの表現があまりにも違うことに戸惑う毎日でした。

 

創業者の二人は、スタンフォード卒業生のベンチャー経営の奔りだったといわれており、その影響が、今のApple、Google、Facebook などにも現れています。例えば、先ほど話したオープンドアポリシー、社員を尊重し、裁量を与える働き方、ダイバーシティの浸透、チームワークなどなど、才有る若いエンジニアやマネジメントが成功を体現しやすい自由で、伸び伸びした風土が、企業にも、地域にも、あったように思います。

「Pay for performance」 という企業文化

その中で、企業文化として根付いているのが、「Pay for performance」 という考え方です。

給与やポジションを決めるのは、勤続年数や学歴ではなく、役割とその達成度、というフェアなコンセプトです。この考えは、あらゆる既得権を排除することにつながり、逆に、新参者が、成果を得やすい制度だともいえます。そして、これにより、世界中の優秀な若者が、このエリアを目指し、集まってきました。彼らの競争が、さらに、成果を生み出し、いくつものグローバル企業を生み出したのだと思います。

「Pay for performance」 は、言い換えると、「自由と自己責任」の文化だともいえます。

この文化が、エリアと企業に根付いたときに、シリコンバレーが、世界最強のビジネスイノベーションを生み出すように、変貌したのだと思います。

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