Case study

経営合宿で
CUBICを使い始めて、
良い組織を作るPDCAが
回り始めました。

株式会社トータス様

車両販売・アフターサービス・パーツ販売

http://www.k-carlife.co.jp/

株式会社トータス

お客様と共に成長して行ける組織にしたい

組織にふさわしい人材とは、何によって決定付けられるのだろう。外部環境、業種や業界、そこで働く人々、その想い…それと同じくらい大切なのが、会社のステージだ。
株式会社トータスは、インタビュー時(2015年)で丁度25年を迎え、なお成長を続ける組織。創業期から今までを振り返り、こう語る。

「起業当初は、出来る人、売れる人を採用していました。彼らは自立しているのでマネジメントの労力は少なくてすむし、また活躍して定着してくれると思ったんです。しかし、思うようにはいかず、定着はしませんでした。

一方で、事業は3年~5年が経過していくと、リピーターのお客様が増えてきました。それと共に、リピーターの方について嬉しそうにを話す社員が増えてきたんです。
この姿を見て、“お客様と共に成長して行く”という価値観を一ゼロから浸透させたいと想い、8年前に新卒採用をスタートしたんです。」

目指すのは、「組織でシナジーを出せる人」が活躍できる会社

労力も時間もコストもかかる新卒採用。ある程度の成果を残して社員が「卒業」してしまうなど、最初から全てうまくいったわけではなかった。しかし、

「会社と社員、お互いがよいものを提供し合える、そんな価値観のスタッフを採用していこうと、今面舵を取り始めています。以前は、成長の早い社員を飽きさせないことこそ、会社の役割だと考えていましたが、今後は共に協力してチームワークとか組織でシナジーを出せる人が活躍できる会社にしたいですね。」

アルバイト・パート含めた全社員が集まる会議や、半年に一度実施をしている数日がかりの経営合宿も、チームを重んじる村野様のお考えに基づいている。

トータルカーライフサポートを掲げる株式会社トータスでは、車販・板金・保険など事業内容の異なる複数事業部が独立して存在し、事業部内の目標達成を重んじるあまり、他事業部に良くない影響を及ぼすこともあったという。

「同じ場所・空間で一緒に向き合ったほうが良いな、と思い、スタートしたのが全社会議です。毎月毎月、パートさんも、遅刻してでも良いから来てくれとお願いしています。

それぞれのライフスタイルがあるので強制ではなく、お子様やご家族の状況による不参加もオーケーです。しかし、こちらの『この指止まれ』に止まって頂ける主体的な社員には、そういう環境を提供し続けたいんです。」

モヤモヤとした感覚から抜け出すために

トライアンフが提供する組織診断コンサルティングは、こうした取り組みのきっかけになったという。

「診断を通じて、ある事業部の課題が他事業部の業務に関する事であることが浮き彫りになったんです。」

初めて松澤が村野様とお会いしたのは2013年の10月。トライアンフの組織診断はその時点で過去一度ご利用いただいていたが、経営合宿に参加し、その場で組織診断フィードバックするお時間を頂いたのは松澤が担当についてから。2度目の組織診断以降のことだ。

「各事業部のリーダーの伝え方や組織への想いの差もあり、組織診断を始めた当初は、”経営からの情報提供”に関して社員から不満が挙がることがありました。経営合宿にお招きしたのはこうした声に応えてのことですし、定期的に全社会議を行ったり数日の経営合宿を行いつづけているのもそれが理由です。」

松澤が行ったのは、組織診断の分析結果のご報告と、可視化された課題に対するアクションプラン策定のワークショップ。各部門ごとに満足・不満足のポイントや、一緒に働きたい・働きたくない人物の特徴を整理しつつ、それぞれを踏まえてより良い組織を作るための議論を行う。松澤はこれまで、経営合宿に計4回参加した。

「一回目の組織診断、さらにその前に別の企業の診断を実施していたこともあったのですが、レポートだけでは課題への打ち手もなく、課題の重さ故に役員会の議題としても、モヤモヤした感覚はクリアになりませんでした。
それが、松澤さんが経営合宿に来て課題を紐解いてくれて以降、リーダー同士認識をすり合わせ、コントロールできるところで対策を打ち、参加者全員がスクラムを組む、ということが出来るようになりました。これはすごく社風にあっていることだなぁと思っています。」

自社目線では難しい領域を、二人三脚で手伝ってほしい

社員や組織に対する想いの強さゆえに、村野様の人事に対する挑戦は続く。この度、採用や育成をより強化する目的で、人材開発室を新設した。

「トライアンフさんには、人にまつわる組織作りをはじめ、自社目線で作っていくには難しいなと思っていることについて今後も二人三脚でお手伝いやアドバイスを頂けたらと考えています。

組織の部分でいえば、同業界・同規模あるいは大企業と比較したときの相対評価はどうなのかであったり、社員がよく口にする”社風が良い”という言葉をもう少し噛み砕いて具体的にしたり。今特に強く感じているのは、今の新卒5年生・6年生がリーダーになるまでのキャリアを可視化したい、ということですね。

特にエンジニアは他社よりも若くして資格を取らせていることもあり、外に目が行きがちな部分がまだまだあるので、社内でのキャリアアップを実現できるようステップを作りたいと思っています。」

松澤自身、社会人経験は7年目。今後のお手伝いについての思いを新たにした。

「5~6年目は、ある程度仕事を任され、自らの成長できた感覚を得られるところ。資格という明確な基準をクリアした社員が外を向きやすいというのは良く分かります。
今は、超売り手市場ですのでそれも加速的な要因になってると思いますね。是非今後も、合宿の際にも色々お話を伺わさせて頂きつつ、採用・キャリア形成含めて人事という領域全体でお手伝いできればと思います。」

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