取締役
2006年中途入社。前職で培った求人広告営業の経験から、トライアンフの営業機能強化をミッションとして参画。CUBICを用いた独自の適性検査システムを始め、無形商材の多い人事ソリューションを顧客課題と結びつけ提案する数々の方法論を確立。これまで多様な顧客の人事課題を解決に導いてきた。
取締役
2010年新卒入社。コンサルティングアシスタント、オンサイトHR、営業プロジェクトリーダーなどを経験し、2021年に執行役員就任。採用アウトソーシング(RPO)事業の事業部長として多種多様な課題を抱える顧客に価値を提供するためのサービス・組織づくりに携わりながら、東京・熊本の若手育成を取りまとめる役割も担う。
高田:トライアンフでは経営理念として3つの言葉を掲げています。
• ひとりひとりの成長と活躍の場づくりに全力を尽くします
• 自ら学び続け、お客様の本質的な課題解決に全力を注ぎます
• これらを通じて、高付加価値かつ高収益の企業を目指します
役員を含めたいろいろなメンバーと議論する中で、やはり私たちの根底にあるのはこの経営理念なのだと実感しています。これまで順調に事業を拡大してきましたが、私たちはシステムを作って売ることには手を出さなかった。あくまで「人材に対する投資」という軸を変えることなく進んできました。それを今後も変えることなく続けていくべきだと考えています。だからこそ、私たちが組織として大切にするキーワードは今もこれからも「育成」であると。つまり「ひとりひとりの成長と活躍の場づくりに全力を尽くし」「自ら学び続け、お客様の本質的な課題解決に全力を注ぐ」ことです。
高井:そうですね。組織や人事を取り巻く課題はこの10年で急激に変化しています。以前は「とにかく人手がほしい」というニーズがほとんどで、そこにコミットすることが私たちの提供価値でした。しかし昨今は人材難の時代が続いています。絶対的な正解がなく、あらゆる組織が暗中模索する中、私たちもこれまで通りの提案をしていては通用しない。となると、社内の人材を育成して、個々の企業の本質的な課題に向き合える体制をつくることこそが、お客様の期待に応えるための最短距離になる。
高田:また、アウトソーシングや代行業といったビジネスは、悪い言い方をすれば単なるオペレーション業者として扱われがちです。でも、私たちはそういった考え方の企業とは手を組まない。お客様のパートナーとして伴走したいという思いが根本にあるからです。これも結果として理念を体現することにつながっているのだと思います。
高井:自社の人材育成とか採用に悩んだことのないコンサルタントが、お客様と一緒に悩むことなんてできないと考えていて。お客様からパートナーとして信頼していただくためには、抽象的な悩みを言語化したり、解決への道筋を一緒に描いていかなければなりません。言われたことをただ遂行するのではなく、時には私たちから問いかけることも必要です。その精度と視座を高めていくためにも、私たち自身の成長が大事だと思っています。
高田:私たちは経営理念やミッション、バリューは定めているものの、いわゆるビジョンと言われるものは定めていません。言うなれば、顧客の期待に応え続けること。地味かもしれませんが、これこそがトライアンフが進むべき道だと考えています。
高井:一社一社、お客様ごとに異なるビジョンがあって、その達成に寄与することが私たちのビジョンなのだと思います。「これが叶えば達成!」ということではなく、変わり続けるものを見続けるというスタンスが重要なんじゃないでしょうか。
高田:その通りで、私はよく「社内で実験したことしか提案するな」ということをメンバーに言っています。自分たちが経験したり学んだことを価値として提供し続けることが私たちの勝ち筋だと。
高井:組織人事を身近で学び続けるということはとても大切ですよね。自分自身にしか興味がないと、顧客の課題に目がいかなくなってしまいますから。チームや組織にちゃんと目を向けて、そこで何が起きているのか、自分に何ができるのかを考え続け、いろいろな経験を積んでほしいと思います。
高田:経験を増やすためにはチャレンジするしかありませんから、トライアンフでは若手にもとにかくチャレンジする機会を与えます。早いうちからリーダーの経験を積んで、悩んだり難しさを味わいながら自分の伸び代を作っていってほしいです。
高田:求めることは、とにかく顧客志向ですね。やはり自分本位で考えてしまう人、お客様や一緒に働くメンバーの視点に立てない人と一緒に仕事をするのは難しいんじゃないかと。
高井:顧客志向や相手思考が一番だと思います。お客様やチームがより良い状態に至るにはどうすればいいか考え続けることが結果として自然な自己成長につながるはずなので。
高田:あとは向上心も非常に重要な要素ですね。向上心がないとお客様の期待に応え続けることができない。ほどほどで自分の成長にストップをかけてしまうと、顧客志向からも離れてしまいますから。常に成長意欲を持ちながら、変化する環境に柔軟に対応していく力が求められると思います。
高井:それと、トライアンフではオーナーシップを重視しています。変えたいことがあったら人任せにするのではなく、自分でやってみる。そして最後までやり切る。そういうスタンスの人に、お客様は期待をかけてくれるので。自分を成長させ、自分の力でお客様のために何かを成し遂げたいという意志のある方であれば、きっと楽しく仕事に取り組める環境だと思います。
経営理念にある通り、トライアンフはひとりひとりの成長と活躍の場づくりに全力を尽くしていますので、あなたのキャリアの一部として、ぜひこの環境を活用してほしいと思います。実際、多種多様なバッググラウンドを持つメンバーが活躍していますので、経験の有無にかかわらずチャレンジングな方はぜひ飛び込んできてください。特に、真にお客様のためを思って営業したい方はとても活躍できると思います。
素直にあなたのことを知りたいと思っています。トライアンフは社員に対して「こうあるべき」という思想のある会社ではありません。それぞれの考え方でお客様に向き合ってほしいと考えています。なので、若手にもどんどん意見を求めます。私たち自身が多様な考え方に触れたいという思いがあるので、まずはぜひあなたの思いを聞かせてください。そしてもし価値観が合えば、一緒に働き、成長していきましょう。